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ブログ高級のれん納品ストーリー 勝どき 鮨れいめい

高級のれん納品ストーリー 勝どき 鮨れいめいのイメージ

東京オリンピックや築地再開発で沸きに沸いている街「勝どき」の老舗寿司店「れいめい」。

http://www.hotpepper.jp/strJ000045341/

予約:03-03-3533-6987
大江戸線勝どき駅A2出口から1分です。

刺身→煮魚→握りのメニューに、夏は「泉州の水ナス」、冬は「サロマ湖の焼き牡蠣」を加えれば、たちまちこの店のとりこになるでしょう。
これからは外国人向けのメニューやオリンピック対策も必須な場所だ。
約20年間使ったのれんを新調していただくこととなり、相談をいただきました。
一言でのれんと言っても生地やサイズ・印刷方法によって価格が大きく異なるのです。
インターネットでオーダーのれんを調べても染物なのかインクジェットで印刷なのか?酷いものでは生地すらわからない激安サイトもある。綿ポリの生地に両面印刷で染物のように見せることも可能です。
そのあたりからヒアリングと説明を実施し、ご理解いただいてから大将の考えを伺った。

答えは「金に糸目はつけね~から、いいもの作ってくれ。こんな感じで」と完璧なオーダーシートを頂いた(泣)これはまいった!「色はオリンピックのエンブレムじゃね~が、濃い藍色に白文字!」と口答だ。

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近場のお客様であれば、ここから採寸・デザインデータ作成・色・フォント調整をお手伝いさせて頂き、理想に近づけていき、デザインが確定したらあとは待つべし。今回は綿でも天竺よりも厚みのあるカツラギという生地を私のお勧めでチョイスし、
しっかりと染め抜きで制作させていただきました。

ポールを通す部分はチチと言います。そうですお母さんのお乳からきております。
関東風は写真のとおりで、関西風は袋縫いとなります。ほぼデニムのようなしっかりとした生地に13箇所のチチをしっかり縫製。これでまた20年大丈夫ですし、綿は時間の流れとともに素敵な色と風合いに変わる楽しみも味わえます。
これぞ誰に見られても恥ずかしくない日本の伝統工芸品のれんです。
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今までの暖簾よりやや長めに設定し、巾は5割で真ん中に家紋を入れ、店名は左端に遠慮気味に入れました。
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ここで、大将のこだわりが炸裂する。
「寿司という字は鮨と書くのだが、魚辺の下の部分を点じゃなくて大という字にできないか?」と。
さあ弊社のフォントにはそんな字ないぞ!ということで、なんとデザイナーが写真から切り文字で制作し、ご要望にお答えいたしました。
さて、染め抜きは分厚い生地でも、裏から見るとちゃんとに逆さに文字が抜けるのです。
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薄い生地で自然と透けているものもありますが、厚手になるとここが一番の違いです。
最近ではポリエステル素材にインクジェットで二枚貼り合わせや、両面に印刷も可能です。インクジェットのメリットは細かいデザインや写真も印刷可能ですが、染め物は細かいデザインは潰れてしまうというデメリットもあります。
日除け幕や暖簾も壁面に飾るものでしたら裏側に抜けて無くても問題ないと思いますし、安価で出来上がります。

話が脱線しましたが、納品時に女将さんの一言で、古いのれんに対し「これも20年間毎日出し入れしてきたのに、なんだか寂しいわ。」という言葉が頭から離れません。
確かにそうです。苦楽を共にしてきたものですから・・・・
お客としての目線で見た私の切なる願いは、今までののれんは「大きな額縁に入れてお店の座敷に飾ってもらいたい」です。
これからも元気で美味しいお鮨をずっと握り続けてください!!
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ありがとうございました。

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